カメラ女子がカプチーノを撮って何が悪い!―アメトークでの小藪に反論

2月14日のアメトークがなかなか面白い盛り上がり方をしました。
ゲストの小藪千豊が毒舌トークで共演者をメッタ切りにしたのです。
古藪の毒舌は共演者にととまらず、いわゆる世間のカメラ女子までめちゃくちゃに叩きまくりです。
カメラ女子は、猫とカプチーノと空とサボテンしか撮らないってdisってました。
かなりの毒舌っぷりにお茶の間でひいていた方もいたでしょう。

小藪は己の写真道について熱く語っておりました。
自分にとって大事なものこそが撮る価値がある。意味のない写真は撮る価値がないと。
おおなかなか良いことを言う人だなあと感心しました。

ツイッターでも盛り上がっていて、読んでいるとやはり賛否両論でした。
カメラ女子のステレオタイプ批判に共感して爆笑している人。
小藪の持論以外は認めない姿勢をうざいと感じている人。

僕は、小藪に共感するのは男のほうが多いと思います。
おそらく大多数の女性は反対ではないかとも思います。

なぜか。

写真でどんなものを撮るかというのは、男と女で違うからです。
それは男女のコミュニケーションの取り方に似ている感じですかね。
一般的に男は目的がないとしゃべらない。目的がないおしゃべりは無駄だと思っている。
逆に女は何の意味もないことをずっとしゃべっていられる。
話すこと自体が目的になっている

写真もそれと同じではないか?
女性にとって写真とは、他人に見せて見せられることを前提にしたコミュニケーションの手段なのではないでしょうか。
日常生活で、かわいいものがあればすぐに撮って、ツイッターフェイスブックに投稿する。
自分の気持ちを表すものを残して、みんなに見てもらいたいのです。

男の場合は少し違う気がします。
小藪のように、自分にとって非常に意味のあるものを撮るという人もいます。
技術を磨き機材を揃えて、コンテストなどに応募して写真の順位を競うという人も多いと思います。

人それぞれ写真を撮る理由は違います。
とめどないおしゃべりに興じる女性を、バカだとかくだらないだとか言うことは、自他の違いを認め合わない男性のすることです。
カプチーノや空を撮ってみんなで見せ合うのが女性なのです。
男は黙ってレンズでも磨いていましょう。

追記 ガジェット通信でもこの話題が取り上げておられまして、小藪が現在ツイッターのアカウントのアイコンをカプチーノにしているとのことです!
見てみると、おお!カプチーノだ!本人いわくカフェラテだということです。
素晴らしいセンスですね!
小籔千豊(吉本新喜劇) (@koyabukazutoyo) | Twitter


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