子供に「宿題やりなさい!」と言わなくても済む方法を聞かれた僕の回答

昨日人力検索を眺めていたら、興味深い質問があったので回答してみました。
その質問は、子供が自主的に宿題をやるにはどうしたらいいでしょうかというものでした。
人のモチベーションに関する話題は僕はとても好きなので、自分の考えを書いてみました。
残念ながら質問者には却下されましたが。
僕的には心をこめて書いたので、自分の考えを残すという意味でも以下に貼り付けておきます。


こんにちは。僕の考え方を書かせていただきます。

子供が自ら進んで宿題をするように差し向ける必要があると思います。
例えば一流のスポーツ選手を育てた親の教育を真似するのもひとつの方法かと思います。
成功したスポーツ選手はみなそのスポーツをやりたくてやりたくて仕方ないからです。
ポイントは「報酬」と「競争心」
スポーツ選手の親は、子供の成績に対して自分のことのように考えます
いい成績を取ったら一緒に心から大喜びします。
子供は、いい成績をとることですごい喜びが待っているのでがんばります。
あと、人より上に立ちたい!という競争心は人間のモチベーション維持に極めて大きな影響を与えると思います。

競争心をあおることも必要です。
日本の教育はこれまで、相手と仲良くすることに重点を置きすぎました。
競争心があるのは人間として健全です。
これを無理に押さえ込んでは子供のエネルギーが変な方向に向かわざるを得ません。
ただ、土台として健全な競争心を育てるとともに、社会の中の一員としての自覚をもたせることも重要です。

ただ競争心を煽りながら人と仲良くするというのはなかなか難しいもので、気が強く人の意見を聞かない子供になることも多々あると思います。
有名なスポーツ選手の中でも、ものすごい自己中心的な人も多いみたいですし。
しかしこれだけは言えるのは、気が強いスポーツ選手はいますが、気弱な人がスポーツで一流になることはないということです。
わがままなスポーツ選手を育てるのか、優しいけど競争心がなくて無能な人間を育てるのか。
どちらをとれと言われたら、わがままを選ぶべきではないでしょうか。
なので、わがままになるリスクはありますが、宿題をやる子供に育てるには、競争心を大いに煽って、勝ったらメチャクチャに誉めてやることです。
そうすれば寝る間も惜しんで勉強に勤しむことでしょう。

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